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【お花の豆知識】スプレーマムとデンファレ

お花屋さんにとって、母の日に次いで忙しいお盆週間を無事に乗り越えることができました。
本日はお盆用に仕入れた花の中から2種類紹介します。

一つ目は緑のスプレーマムです。
日本の菊が海外に渡って改良された品種のことをスプレーマム(洋ギク)と呼びます。
マムとは「菊」の英名、スプレー(spray)には「先が分かれて花や葉のついた小枝」という意味があり、1つの茎から2つ以上の花がついているものを指します。
なので、スプレーマムは枝分かれしている菊ということですが、枝分かれしている花がすべてスプレー咲きというわけではありません。花業界では主にバラ・カーネーション・マムの3種類に使われる用語です。

菊は仏花の代表的な花として定着していますが、菊が選ばれている大きな理由は花持ちが良いからです。
お祝いの花としても楽しめる品種がたくさんあるので、お花屋さんでみかけたらぜひ手に取ってみてください!

不思議な形をしているこちらはデンファレ。
お盆用に仕入れたので白色ですが、ピンク・紫・黄色のデンファレも出回っています。
紫のデンファレはハワイの伝統的な花飾り「レイ」の材料として有名です。
白のデンファレの花言葉は「純粋な愛」。透き通るような白色からイメージできますね。

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